(ネガ811枚のうちの805枚)
林氏の同僚で、同じく原子爆弾災害調査研究特別委員会に同行したカメラマン菊池俊吉氏が撮影した写真からなる。病院や救護所で多くの被災者を撮影し、爆風で飛び散ったガラスによる傷や熱線によるやけど、放射線の急性障害の症状がさまざまに記録されている。[SKIKUCHI0288~0295]は放射線の急性障害の症状が出て亡くなる直前の母娘を収めている。菊池氏は戦後東京で写真家として活躍し、広島で撮影した写真のネガは銀行の貸金庫で保管して自ら守った。現在、長女田子はるみ氏が継承して所有している。
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