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「原子爆弾放射能傷」の兵士(8月31日死亡)

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識別コード GKIMURA0016
タイトル 「原子爆弾放射能傷」の兵士(8月31日死亡)
撮影者 木村権一
撮影日時 1945年8月30日~9月3日ごろ
撮影場所 広島第一陸軍病院宇品分院(陸軍船舶練習部)
爆心地からの距離 4160メートル
ネガの有無 ネガなし
所有者 広島市
保管・管理者 広島平和記念資料館
写真説明 「原子爆弾放射能傷」の兵士(当時22歳)。爆心地から約800メートルで被爆。爆風により天満川堤防より川中へ吹き飛ばされ、頭部と腰を挫傷した。8月20日まで入院・加療し、退院後、隊務に服していた。8月20日から25日に、発熱し、溢血斑を発見、8月28日に広島第一陸軍病院宇品分院に再入院した。頭部は完全に脱毛し、溢血斑は全身に、特に頭蓋部に多く現れた。貧血、出血性口内炎、歯齦炎、扁桃腺炎などの症状を発症、8月30日に意識不明となり、8月31日9時に死亡した。
撮影者の木村権一は、東京帝国大学都築正男博士より放射性障害で死亡するものを重点的に写真撮影するよう依頼され博士に同行、負傷者の撮影を行った。たくさんの負傷者を回ったが、中には撮影中に死んでいくものもあったという
文献掲載・展示実績 広島平和記念資料館平和データベースで公開
注記