HOME > 資料を探す > 「原子爆弾放射能傷」(皮膚出血斑、口内炎、脱毛、死直前)の兵士
識別コード | GKIMURA0017 |
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タイトル | 「原子爆弾放射能傷」(皮膚出血斑、口内炎、脱毛、死直前)の兵士 |
撮影者 | 木村権一 |
撮影日時 | 1945年9月3日 |
撮影場所 | 広島第一陸軍病院宇品分院 |
爆心地からの距離 | 4160メートル |
ネガの有無 | ネガなし |
所有者 | 広島市 |
保管・管理者 | 広島平和記念資料館 |
写真説明 | 「原子爆弾放射能傷」(皮膚出血斑、口内炎、脱毛、死直前)の兵士(当時21歳)。爆心地から1㎞歩兵第一補充隊(中国第104部隊)の木造家屋内で被爆。背、右肘、右側腹部に切創を受け、隊で治療を受けた。8月18日頭髪の脱毛に気づく。8月29日歯ぐきから出血し、皮下溢血斑に気付いて30日に入院した。31日夕刻より発熱。9月1日咽頭痛、嚥下痛が激しくなり、歯ぐきからも出血。溢血斑は、上半身、顔面に多発した。9月2日意識障害を生じてうわごとを言うようになり、9月3日21時30分に死亡した。この写真は、亡くなる2時間前に撮影されたという。 撮影者の木村権一は、東京帝国大学都築正男博士より放射性障害で死亡するものを重点的に写真撮影するよう依頼され博士に同行、負傷者の撮影を行った。たくさんの負傷者を回ったが、中には撮影中に死んでいくものもあったという。 |
文献掲載・展示実績 | 広島平和記念資料館平和データベースで公開 |
注記 | 1973年、米国側から日本側に返還された被爆学術資料に同じ構図のカラー写真が残っていた。モノクロ写真の着色とみられる。 |
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