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饒津神社中門から本殿に向って

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識別コード MOKI0009
タイトル 饒津神社中門から本殿に向って
撮影者 尾木正己
撮影日時 1945年8月20日
撮影場所 二葉ノ里
爆心地からの距離 1770メートル
ネガの有無 ネガなし
所有者 広島市
保管・管理者 広島平和記念資料館
写真説明 中門手前の参道西側から北に向かって。二葉山の西麓に、1835(天保6)年藩主浅野斉粛により創建された南北に長い境内地に老松群と100余基の石灯籠に囲まれた宏壮な木造の社殿群は、熱線と爆風により、本殿・唐門など一瞬にして倒壊炎上。石造物を残して全て灰燼に帰した。この中門跡の基壇も石段も熱線と高熱火災により表面に破砕の跡が残っていたが、痕跡をそのままに2003(平成15)年に復旧した唐門が再建された。写真手前のように境内いたるところに瓦礫が散乱し、後方の境内林も枯木が林立し、火災のすさまじさを物語っている。南の境内入口右側に被爆に堪えた老松が一本生き残っていたが、2003(平成15)年松喰い虫により枯死。根株を残し、切倒した材で覆舎を建て保存した
文献掲載・展示実績 広島平和記念資料館平和データベースで公開、「広島壊滅のときー被爆カメラマン写真集」(1981年)
注記