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似島検疫所の検疫消毒脱衣所

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識別コード SKIKUCHI0375
タイトル 似島検疫所の検疫消毒脱衣所
撮影者 菊池俊吉
撮影日時 1945年10月16-17日
撮影場所 似島町(似島)
爆心地からの距離 10,000メートル
ネガの有無 ネガあり
所有者 田子はるみ
保管・管理者 田子はるみ
写真説明 第1号病棟の貼り紙が写されている。収容所となった検疫消毒の脱衣所。本来は、帰還した兵士が浴槽に入るための脱衣所。被爆後は、患者は、まずここで汚れを落とし、別棟の停留舎に移された。日清戦争を契機に似島に検疫所が設けられ、戦場から帰還する兵士の検疫が行われた。日露戦争時には施設が拡張し、捕虜収容所も設けられた。島内には検疫所だけでなく陸軍船舶練習部の施設や弾薬庫など軍事施設が設けられていた。被爆後は、市内から次々と負傷者が運ばれ、検疫所は野戦病院として多くの人々を収容し治療が行われた。病院が開設された8月6日から25日まで約1万人の患者が検疫所に収容されたと推定されている
文献掲載・展示実績
注記