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毎日新聞社関連

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(ネガ33枚、プリント55枚=88枚)
8月9日に広島市に入った大阪本社写真記者の国平幸男氏がその日のうちに撮影した写真40枚(うちネガ現存12枚)と撮影写真を組み合わせたパノラマ写真3枚[YKUNIHIRA0006、0007、0022]が現存している(国平氏は回顧録で「フィルム4~5本を撮った」と記述)。その2日後の11日、毎日新聞大阪本社版に臨時県庁に救援物資が運び込まれる光景など2枚[YKUNIHIRA0021、0023]が掲載された。

国平氏と同じ大阪本社写真部に所属していた山上圓太郎氏と新見達郎氏の写真は9月9~11日ごろの撮影で、43枚が現存している(うちネガ現存は21枚)。9月撮影の山上圓太郎氏の写真[EYAMAGAMI0027]などは焼け跡に立つバラックが写され、生活再建への萌芽を見ることができる。9月13日付大阪本社版には、新見氏が大破した広島県産業奨励館(現在の原爆ドーム)を撮った写真[TNIIMI0001]が載っている。

また、同社西部本社山口支局長だった渡辺喜四郎氏も8月8日以降に広島入りして撮影し、うち2枚のプリントを西部本社が所蔵している。毎日新聞西部本社版12日付に別カットの写真2枚が「県下各地から出動する警防団員」などのタイトルで掲載された。

資料に関する問い合わせ先 photobank@mainichi.co.jp